今までお世話になった旧居。引き渡す前に汚れを落としておくのがマナー。出る前に忘れ物はないか再度チェックを心掛けて…
トイレ・お風呂 便器の内側は洗剤をつけたブラシでこすり洗いを。手前側も忘れずに。外側、床は水拭き。風呂の床・壁は水洗いした後、から拭きを。

【お風呂のタイルの目地】毛先が斜めにカットされているタイル目地ブラシを使うととてもよく落ちます。カビの場合は塩素系漂白剤の2〜3倍溶液かカビ取り剤を塗ってしばらくおいてから水洗いをしましょう。
壁・天井・照明器具 トイレや風呂、キッチンなどから掃除を始め、壁や天井が終わったところで床全体に掃除機をかけ、最後に玄関を掃除するとスムーズです。

【照明器具の掃除】照明のカサを取り、乾いたタオルを手でこすって静電気を起こし、そのタオルでカサのホコリをとると大まかなホコリはかなりとれます。ホコリを落した後は、一般家庭用洗剤を薄めたタオルでふき取ってください。
キッチン・台所 ガス台、換気扇は取り外し可能なものはシンクで漬け置き洗い。壁などのしつこい油汚れは、薄めた洗剤を吹き付けてラップを張りつけ、しばらく放置してからこする。冷蔵庫背後の壁の汚れは、掃除機プラス洗剤をつけたスポンジでこする。最後にシンクをスポンジで洗い、床を水拭き。換気も忘れずに。

【換気扇・レンジフード】取り外せる換気扇やレンジフ−ドの網は、シンクに栓をして熱い湯をためて洗濯用粉石鹸をひとつかみ入れ、泡立ててから、30分以上つけておきます。油汚れが洗剤液に溶け出すので、スポンジやたわしで軽くこすればOK!落ちた油汚れが手にべったりとつくようなこともありません。
押し入れ 中のものを出したらホウキでゴミを掃き出し、全体を水拭き。
窓は古新聞の活用を。桟のゴミは割り箸に布を巻きつけてかき出す。鍵まわりもぞうきんで拭いておこう。

【窓ガラス】新聞のインクの油分が汚れを落としてくれます。新聞紙を丸めてバケツの水(薄めた洗剤をいれます)に浸してからガラスを拭き、仕上げのカラ拭きも新聞紙を使います。
バルコニー ホウキでゴミを掃いておく程度でOK。鉢植えやサンダル、物干し竿、洗濯ばさみなど。また、捨てるつもりで一時置いていたものはそのままにしておくと、廃棄のための料金を取られる可能性があるので早めに捨てて。
床・畳 掃除機をかけ、フローリングはできればワックスがけ。小さな傷は市販の補修材を試 してみよう。家具の重みでへこんだじゅうたんは、少し濡らしてドライヤーを使って毛を起こす。畳は固く絞ったぞうきんで目に沿って水拭き。

【畳】掃除機の先を畳用にして、必ず畳の目に沿ってホコリを吸い取ります。バケツの水にお酢を少々入れて適度に薄めます。できるだけ固く絞ったタオルで、畳の目に沿って拭いていきます。今度は乾いたきれいなタオルで、もう一度全体を拭き上げます。
玄関 下駄箱内のゴミをホウキで掃き出し、水拭き。その後玄関スペースを掃き掃除。玄関 ドアの水拭きも。