共同住宅でのルールを知らずにマナー違反を犯して、他の住人とトラブルになるケースは少なくありません。嫌な思いをして暮らすより、正しい暮らしのマナーを身に付けましょう。
■共有スペースのマナー■
常に自分の部屋以外は共有のスペースという意識を持ち、自分の部屋の前に物を置くのはなるべく避けるようにしましょう。
エントランス前の駐車 エントランスに自転車などを放置するのはルール違反。自分や知人の車を、住居前の道に長時間駐車するのも迷惑になるので注意しましょう。
廊下で たとえ自分の部屋の前でも、廊下は共有スペース。そこに物をを放置するのはやめましょう。また廊下で人と会ったときは会釈をするのが相手に好印象を持たれます。

■ゴミのマナー■
住みよい環境を保つためにも一人ひとりのゴミに関する正しい知識が必要になります。ゴミの分別、収集日など、しっかりとしたルールを守りましょう。
曜日・場所・袋の種類を守る 各地域により、ゴミを入れる半透明の袋、紙袋など異なっています。ゴミの収集日や場所についても詳しく調べて、不燃ゴミ・可燃ゴミを出し忘れないようにしましょう。
ゴミは不燃と可燃を正しく分別 ゴミの分別って難しい…どれが不燃ゴミか可燃ゴミなのかわからないという人も多いようです。※地域によって異なります。

■一般ゴミ収集に出せるもの■

【不燃ゴミ】ペットボトル(ペットボトルはキャップをはずし、水洗いしましょう)・プラスチック・金属類・ゴム類・瀬戸物・ガラス製品・革製品・乾電池(自治体によっては乾電池のみの分別収集を実施)など
【可燃ゴミ】紙クズ・台所の生ゴミ・食用油・板きれ・貝がらなど

■一般ゴミ収集に出せないもの■
自転車・家具・布団・スキー板・畳・電気製品など
タイヤ・消化器・プロパンガスボンベ・バッテリー・バイク・漁具・農機具・廃油・電化製品などは買い替えるときに販売店に引き取ってもらうか、専門業者に依頼してください。

■音のマナー■
防音効果の高いところと違い、アパートなどでは近隣に音が漏れてしまうもの。心地よい生活をするためにも自分の行動にも少し気配りをしてみましょう。
掃除・洗濯をするとき 防音効果の高いところでも、深夜に掃除機をかけたり洗濯機を回したりするのはマナー違反。心配りを考えて
入浴をするとき 深夜の排水音は、心地よい睡眠の妨げとなります。お風呂は早い時間に済ませるのがコツ
電話をするとき 深夜に鳴り響く電話の音は耳障りなもの。なるべく大声の電話は控えましょう。
音楽を聴くとき 時間を問わず、大きい音で音楽を聴くのはぜったいにやめましょう
来客者がきたとき 羽目を外すことはあるとしても、深夜に騒ぎたてるのは考えもの、そこのところを友人にも把握してもらいましょう。

■ペットのマナー■
ペット不可のところで隠れてペットを飼うのは契約違反です。場合によっては、強制退去させられる場合もあります。どうしても飼いたいという人は、ペット可の物件に住むことがベター。
また、ペットの鳴き声も近隣に迷惑をかけてしまう恐れがあるので、きちんとした飼育が必要です。